日産リーフは世界で最も速い段階で量産された電気自動車です。

国内ではチャデモ方式という急速充電システムを採用し、日々設置数が増加しており、2016年10月現在で約7,000か所、通常の充電スポットを合わせると4万か所にも及んでいます。

日産リーフの評価というよりも、EVならではの使い方、使い心地が口コミでは詳しく語られています。ご覧ください。

生産台数20万台は、後発組のテスラなどに比べるとまだまだ販売速度が遅いのですが、バッテリー技術が日々向上して行くうちに車両価格も下がっていく傾向になる、と見られています。

日本国内の日産ディーラーでは無料で充電できる仕組みがあるため、お出かけの際は日産ディーラーをナビに登録させるか、覚えておくとよい…というのがユーザーの常識!になっています。

燃費、静粛性、滑らかな加速…従来のガソリンエンジン、ディーゼルエンジンが全くないモーターだけのリーフですが、新車・中古車とも市場に出回ってきました。全国でタクシーに使用されていたり、社用車や公用車として使われるケースも増えてきました。

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リーフの価格

■S  24kWh  駆動用バッテリー搭載車 最大トルク254n-m  最高出力80kw
2,803,680円 ●補助金264,000円(最大)◎実費2,539,680円

■S  30kWh  駆動用バッテリー搭載車
3,197,880円 ●補助金330,000円(最大)◎実費2,867,880円

引用:http://ev.nissan.co.jp/LEAF/

■X  24kWh  駆動用バッテリー搭載車
3,254,040円 ●補助金264,000円(最大)◎実費2,990,040円

■X  30kWh  駆動用バッテリー搭載車
3,648,240円 ●補助金330,000円(最大)◎実費3,318,240円

引用:http://ev.nissan.co.jp/LEAF/

■G  24kWh  駆動用バッテリー搭載車
3,624,480円 ●補助金264,000円(最大)◎実費3,360,480円

■G  30kWh  駆動用バッテリー搭載車
4,018,680円 ●補助金330,000円(最大)◎実費3,688,680円

引用:http://ev.nissan.co.jp/LEAF/

その他には、3つのグレードがあります

●エアロスタイル

引用:http://ev.nissan.co.jp/LEAF/AERO

●thanks edition、●LV(ライフケアビークル=ドアの開放が大きく、助手席が回転することで、乗降しやすい福祉車両になっている)

引用:http://ev.nissan.co.jp/LEAF/LV

価格内でフルオプションと言ってもよく、分かりやすいグレード分けとなっています。

引用:http://www.nissanusa.com/dam/nissan/vehicles/electric-cars/leaf/2016/overview/key-features/2016-nissan-leaf-electric-car-battery-large.jpg

納期の口コミ

納期はひと月から2か月。

メーカーオプションが ●後席ヒーター吹き出し口 ●ヒーター付ドアミラー ●不凍液濃度アップ(50%)=18,360円程度。そのほかは、●本革パッケージ=226,800円、●BOSE7スピーカーシステム 程度ですので、納車を遅らせるようなものはありません。

また●17インチタイヤ ●LEDヘッドランプ(ロービーム、オートレベライザー付)+オートライトシステム(フロントワイパー連動、薄暮れ感知「おもいやりライト」機能付)=75,600円 程度です。

引用:http://www.nissanusa.com/dam/nissan/vehicles/electric-cars/leaf/2016/overview/key-features/2016-nissan-leaf-driving-range-options-large.jpg

■Aさんのケース:納車まで1か月

「納車までに確認することは、家の電気設備、自宅近くのコンビニの充電スポット、よく行くスーパーの充電スポットなどです。」

燃費の口コミ

リーフは燃費に関しての口コミが多いので、拾ってみます。

引用:http://www.plugincars.com/sites/default/files/2016_nissan_leaf_02-620.jpg

満充電から0パーセントまで、エコモードでエアコンOFFの場合、走行するのに180キロ、22kw(h)電気を消費すると仮定する。

180÷22=約8.1

1kw(h)あたり、約8.1km走行する。
東京電力「おとくなナイト8」は、一番安い時間帯で1kw(h)あたり12円16銭なので、先ほどの8.1kmで割ります。

12.16円÷8.1km=約1.5(円)

1km走行するのに1.5円かかる計算になります。

ガソリン車の場合、1リッターで25km走行して、ガソリンの単価は110円と仮定します。

110円÷25km=4.4円

1km走行するのに4.4円かかる計算になります。

ガソリン車とリーフの差は、1kmあたり、2.9円安くつきます。

10000キロ走行すると29000円、安くなる計算になります。

この燃費はガソリン車の場合ハイブリッドではないと出せないので、通常の車だとさらに差が開きます。

冬は気温にもよりますが、エアコンを入れた状態で、120kmから130kmしか走行できないので注意が必要です。(価格com.より)

ひと月の走行距離………約1,000km

1回のフル充電での走行距離………110km

ひと月の充電コスト………1,500円

以前の車のひと月のガソリン代……10,000円~15,000円

(日産自動車「日産リーフオーナーインタビュー」より)

急速充電器があるのは日産ディーラーがほとんど。

スーパーの充電器にはPHV車が荒っぽく入ってくるので、なかなか入れない!エアコンをつけっぱなしで深夜に自宅充電したら、ブレーカーが落ちた。

買う前にいろいろディーラーさんに確認しないと、結局ストレスばかり溜まって、燃費どころではなくなる(ユーザーさんへの取材より)

以前はガソリン代が月に12,000円から21,000円ほどかかっていた。

それが0になったけど、電気代が3,000円ほど上がった。

長距離旅行の際、あらかじめナビで充電スポットを探しておかないといけない。

現在満電で150km走るけど、あと50km走ってくれると嬉しい。

夏場のエアコンはあっという間に充電が減る(ユーザーさんへの取材より)

80%ロングライフモードで充電する場合の注意点

例えば、通勤等で80%→20%まで使用する条件の場合、100%→40%で使用とした方が2倍近く長持ちする。

もちろん80%→40%の範囲で使用できるなら、80%の方が劣化は少ないです。

使用条件によっては、80%充電ロングライフモードが、劣化促進モードとなる場合があるということを理解する。

100%充電のダメージは、過放電のダメージに比べて無視できるほど影響は小さいです。

まとめ
リチウムイオンバッテリーの劣化の影響度は、 高温>>>過放電>>100%充電>>>>充電サイクル数。(価格com. 人気の高い口コミより)

まず、電気自動車ならではの静かな走行に感動しました。

発進もなめらかで、運転中に振動が少なく、ストレス無く走行ができる点が良かった。

また、純正のナビでは、充電スポットが載っているため、安心して出かけられる。

そのナビも自動更新がかかるため、充電スポットの新規増設場所も知ることが容易な点も良かった。

私は車を蓄電池代わりに使用しているので、車に夜間電力を充電。

昼間は車の電力を家の電力供給に使用しているため、家計も助かっております。(カーセンサーnet.より)

気温に大きく左右される航続距離(新車装着タイヤの影響)

リチウムイオン電池が熱に弱く、7~9月、高速道路の長距離走行+急速充電を繰り返すと、電池が異常加熱で出力低下
(日産のリーフオーナーミーティングを寒い時期が多いのもこのため)

高速道路の巡航速度は距離を稼ぐためには、80km/h以下。

航続距離が短いため、道を迷うことが許されない。

道に迷うと、距離を走り目的地到着できず、急速充電する必要がある。

車の底をこすると、リチウムイオン電池が損傷を受け、それを修理出来るのが、各ディーラー本社に数名しかいない。(CARVIEWより)

引用:http://www.evlanka.com/ev/wp-content/uploads/2013/11/nissan-leaf-charging-600.jpg

燃費に関してはたくさんの口コミがあります。

まとめてみますと

1)月々のガソリン代が0になり、オイル交換も不要になった

2)月々の自宅の電気代は1,500円から3,000円ほど

これに対し、注意事項も挙げられます

3)巡航距離はエアコン(冷房)の使い方で一気に落ちる

4)バッテリー残量が50%になったら充電すること

5)高速道では80kmでの巡航速度

6)冬場のヒーターに関してはバッテリー残量にはあまり影響しない

7)燃費が悪くなった…と思って下取りに出そうとしても、金額は「え!」と思うほど安い。

もともと補助金で購入するし、値引きは一切ないので乗りつぶすことを考えて買うべき

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内装の口コミ

引用:http://c1cleantechnicacom.wpengine.netdna-cdn.com/files/2013/07/Nissan_Leaf_2011_Interior.jpg

口コミを見てみましょう。

100V取り出しコンセント設備が無いので、オプション設定でも良いので欲しい。

バックビューモニターの設置場所を構造上の問題から雪や雨の時にレンズに水滴が付き「モニター不能」となる。

(自作のカバーで対応しているが、デザインを考えていただきたい)(日産自動車「日産リーフオーナーインタビュー」より)

比較的明るい色でまとめられたインテリアでした。

気になった点は

1.トランクが凹んでいるので後部座席を倒してもフルフラットにならない

2.市販のナビが選べない(価格com.より)

携帯電話との連携がとても便利乗る前エアコン、充電の状況確認とハイテクでとても便利ですね。

ナビも車検で更新して充電器の使用状況がわかるようになったので物凄く便利、時間の無駄がなくなりますね。

オペレーターサービスも充実していて楽しい車です(価格com.より)

インパネ周りは確かに未来的な印象を受けますが、このシートで100キロ以上の遠くへ移動するのは拷問かもしれません。

あまりにも人体の構造を舐めきったショボいシートです(価格com.より)

バッテリーのせいか、やはり後席後ろのスペースは狭いので、思ったほど荷物が載せられない。

この辺りは仕方ない。

未来的なインパネはかっこいいと思う。

走り屋には少々つまらないかも(ユーザーへの取材より)

残念なのは、小物入れが圧倒的に少ないこと。

シフトレバーのところにトレイがあるが、いったい何に使うのか?(ユーザーへの取材より)

引用:http://images.car.bauercdn.com/pagefiles/25319/nissanleaf04.jpg

リーフの口コミまとめ

引用:http://www.blogcdn.com/slideshows/images/slides/361/796/4/S3617964/slug/l/2016-nissan-leaf-04-1-1.jpg

日産リーフは2018年にフルモデルチェンジを迎え、エクステリアを大きく変え、航続距離も280km(30kw車。24kw車は228km)から550km(30kw車)に伸びることが発表されています。

燃費ならぬ電費は実測で180km~150kmがユーザーの間での常識。

特に、50代以上のユーザーが多いことから、冷暖房の使用率がかなり高い…というデータもあります。

ですが、実際には暖房は排熱利用のため、電気代とはほとんど無縁。

冷房分がエネルギー損失の原因になること、アクセルの吹かしが良くないことなど「走る喜び」とは若干違う方向の車…という口コミもあります。

また、車以外の問題として「おかわり充電」でのトラブルも頻発しています。

三菱アウトランダーとリーフユーザーの間で様々な問題があるようですが、航続距離が長くなれば問題の発生が少なくなるのでは?という書き込みも。

引用:http://www.nissanusa.com/vlp-assets/media/vehicles/2016/leaf/features/intro/bg.jpg

日産リーフ以外のゼロエミッション車(二酸化炭素を全く排出しない車)として国内メーカーでは、トヨタMIRAIやホンダ・クラリティ・フューエルセル、三菱i-MIEVが乗用車として販売。

ですが、圧倒的にリーフの存在感がEV車、ゼロエミッション車として市場を圧倒していますし、テスラが売れているとはいっても1,000万円超の超高級EVの話。

インテリアに関してはかなりの高評価となっており、やはり口コミの真実性を見ると「乗っていない人」ほど辛い点数を付けている…という感じがしてきます。

モデル末期、EVとしてもかなり環境が整ってきていますので、ぜひディーラーに話を聞きにいくのも手ではないでしょうか。

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