当たり前の話ですが、サッカーは得点を取らないと勝利を掴むことができません。

つまり、フォワードの力はチームの勝敗を大きく左右します。

現在の日本代表のフォーメーションでは、レギュラーを張れるフォワードの枠はわずか1。監督が代わり、リセット状態のため、ギリギリまでメンバーが分からないのが実情ですが、そのなかでも実績、実力から見ても最有力は、大迫勇也でしょう。

高校時代から「大迫、半端ないって」と言われていたほどの逸材!2018ロシアワールドカップで大迫勇也の雄姿は見ることができるのでしょうか?大迫勇也について掘り下げていきましょう。

引用:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?212363-212363-fl

大迫勇也   プロフィール

引用:http://number.bunshun.jp/articles/-/826894

氏名:大迫勇也

年齢:1990年5月18日(27歳)

所属チーム遍歴:鹿島ー1860ミュンヘン(ドイツ)-1FCケルン(ドイツ)(現在)

身長・体重:182cm・73kg

出身地:鹿児島県加世田市(現南さつま市)

現年俸:約2億0000万円

高校に入ると同時にU-16日本代表に選出されるなど鹿児島で名の知れた有望選手だった大迫勇也。一気に全国区の知名度となったのは、やはり冬の高校サッカー選手権でしょう。鹿児島城北高校の大迫は、県大会決勝で永遠のライバルでかつては前園や城などを生み出した鹿児島実業相手に、5ゴールの活躍で優勝。全国大会でも、初戦から大会史上初の4試合連続2得点を成し遂げるなど、個人最多得点記録の9得点に並ぶ無双状態。準決勝の相手だった滝川第二のキャプテンが試合後に放った「大迫、半端ねぇ」は流行語になるほどに。

高校卒業後、常勝軍団鹿島アントラーズに入団。すぐに頭角を表し、現在は浦和のレギュラーFWである興梠を退けてレギュラーを奪うなど大活躍。当時は格的にどうか賛否が沸き起こりながらもドイツ2部の1860ミュンヘンに移籍。その後、1部である1FCケルンへと着実にステップアップをしており、また結果も残し続けています。

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大迫勇也のポイント①:ポジショニングの良さとポストプレー

日本代表の試合を見ていると、正直大迫より岡崎の方が決定力があるのでは!?と思った人も少なくないのではないでしょうか?ただ、専門家の中でもレギュラーに大迫を推す声は多いのです。それは何故でしょうか?

大迫の凄さは、絶妙なポジショニングの良さで、己でシュートを決めることはもちろん、周囲を活かすプレーが抜群に上手いのです。なかでも特筆すべき点は、ポストプレー。身長は182cmとそこまで高くはないのですが、決して当たり負けしないフィジカルの強さとポジショニングの巧さで、攻撃の起点となれる存在です。

ハリルホジッチJAPANの目指していた縦に速い攻撃では、そこまでポストプレーは重要ではありませんが、日本代表の得意とするポゼッションサッカーを西野JAPANが目指すならポストプレーは重要要素。ますます大迫の存在感が増すのではないでしょうか?

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大迫勇也のポイントのポイント➁:類まれなるサッカーセンス

高校サッカー時の爆発もしかりですが、大迫のサッカーセンスというものは日本代表の中でも随一。いわゆる「ごっちゃんゴール」のような得点を決められるのも、生まれ持ったサッカーセンスがあってこそのポジショニングの巧さ。シュート、パス、ドリブル、そして前線からの守備と、まだまだ調子にムラがあるのは難点ではありますが、どれをとっても日本人離れしており、ワールドカップでの覚醒が期待されます。

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大迫勇也のポイントのポイント③:ブンデスでの確かな実績

世界5大リーグの一つであるドイツブンデスリーガ。そのなかでもブンデスリーガは当たりが強いと言われています。この屈強なDFが揃うブンデスリーグにて、大迫は、2014年から1部の1FCケルンに所属。出場時間が限られているなかで、ここまで計11ゴールと着実に結果を残しており、日本代表に還元してくています。

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大迫vs?? 日本代表レギュラーフォワードの座は誰に?

今のままの4-2-3-1システムを踏襲するとしたら、ウイングではなく完全なフォワード登録メンバーはレギュラーでわずか1名。果たして、順当どおり大迫で決まるのでしょうか?

◎本命:大迫勇也

〇対抗:岡崎慎司

▲大穴:小林悠

▲大穴:興梠慎三

このような感じでしょうか?ブンデスおよび日本代表での実績、タメを作るポゼッションサッカーを目指す点を考えても、やはり大迫が最有力でしょう。あとは、本戦まで怪我が無いことを祈りたいです。

対応には、経験豊富な岡崎慎司を推したいです。ハリルホジッチ体制ではメンバー選出さえも危ぶまれていたくらいの岡崎ですが、前線からも献身的な守備や、相手をかく乱させる動きなどメリットも多く、特に岡崎は自分で得点を決めるというより周囲を活かすタイプなので、盟友で決定力のある本田圭佑とコンビで活用したい。途中交代で、本田と岡崎の2枚替えというのも面白いでしょう。

また大穴には川崎の小林悠と、浦和の興梠慎三がサプライズ選出される可能性がある。どちらもJリーグでは結果を残していますが、世界レベルとの戦いではなかなか結果を残せず、大迫や岡崎に比べるとやや迫力不足。興梠はポストプレーも球捌きも上手いので大迫と組んでも面白いと思いますが。また、ここまでC大阪の杉本健佑もよく選出されているので候補ではありますが、全く世界相手では通用していなくかなり厳しいでしょう。

日本代表の日程

グループHに入った日本代表。グループリーグの日程は以下の通りです。果たして多くの下馬評を覆して日本代表は勝利を収めることができるのでしょうか?

()は日本時間、/はテレビ中継予定

6月19日15:00(19日21:00)日本代表vsコロンビア代表(サランスク/モルドヴィアアリーナ)/NHK

6月24日20:00(25日0:00)日本代表vsセビリア代表(エカテリンブルク/エカテリンブルクアリーナ)/日本テレビ、NHKBS

6月28日17:00(28日23:00)日本代表vsポーランド代表(ヴォルゴグラード/ヴォルゴグラードアリーナ〉/フジテレビ、NHKBS

非常な現実ですが、今のままではハメスロドリゲス率いる初戦コロンビア代表戦を始め、3戦とも日本代表が勝てる要素は見当たらない状況です。

今更感は拭えませんが、柴崎をもっと早くからスタメンに起用して、周囲を活かす、周囲から活かされる連携力を強化できていれば…なんてことにならないよう、残りわずかですか練習等で周囲との連携を深めていって欲しいです。

ワールドカップ直前にはガーナ戦があります。その時に、どのようなスタイルで日本代表が望めているかが大きなポイントとなるでしょう。

日本代表優勝まで道のり

グループリーグも3戦全敗濃厚なんて言われている日本代表。現状は確かに厳しいかもしれませんが、初めから2位を目指しているチームは10位にもなれません。1位を目指すチームのみが勝ち進む権利がある!と意気込みつつ、日本代表の決勝までの道のりをみていきましょう。日程は以下の通りです。

※グループH1位通過の場合

7月3日21:00(4日3:00)グループH1位vsグループG2位(モスクワ/スパルタクスタジアム)/NHK

※グループH2位通過の場合

7月2日21:00(3日3:00)グループH2位vsグループG1位(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK

※グループH2位通過の場合

準々決勝(予定)7月6日21:00(7日3:00)(カザン/カザンアリーナ)/TBS、NHKBS

準決勝(予定)7月10日21:00(11日3:00)(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/NHK

決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK

まとめ

日本代表のストライカー大迫勇也について掘り下げてみました。いかがでしたでしょうか?

是非高校サッカーの時のように無双状態になってもらい、世界のプレイヤーから「大迫、半端ないって!」と言わせてみたいですね。

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