あと2ヶ月での監督交代劇、そして解任されたハリルホジッチ氏は納得していなく怒り心頭と激震となっているサッカー日本代表。
西野新監督となり、新たなメンバー選考も噂されるなら、監督が変わろうと、システムが変更されようと不動の左バックの地位を築いているのが、長友佑都選手です。
イタリア・インテルよりトルコ・ガラタサライに移籍してもすぐに結果を残しているあたり、一流の証。苦境に立たされている日本代表に、左サイドを駆け上がるベテランダイナモの存在は必要不可欠だ。
日本代表の攻守の鍵の一人となる長友佑都について深掘りしていきましょう。
引用:https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20141011/240735.html
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長友佑都 プロフィール
引用:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=29670
氏名:長友佑都
年齢:1986年9月12日(31歳)
所属チーム遍歴:FC東京ーチェゼーナ(イタリア)-インテル・ミラノ(イタリア)-ガラタサライ(トルコ)(現在)
身長・体重:170cm
出身地:愛媛県西条市
現年俸:約1億9000万円
今では、世界のトッププレイヤーも数多く認めている世界屈指のサイドバックとなった長友佑都ですが、明治大までほぼ無名の選手で、世界的プレイヤーになるなど誰も想像すらできませんでした。しかし、明大がFC東京との練習試合で、外国人FWと壮絶なマッチアップをして、当時の原博美監督に見初められ、予想外のFC東京への入団。
そこからどんどん頭角を現し、とうとうビッククラブであるイタリア・インテルにまで上り詰めました。インテル時代も毎年のように有力選手を補強し、ポジションを危ぶまれるなか、持ち前の探求心と粘り強さで何度もポジションを奪取してきている不屈の男です。
また、170cmとサッカー選手としては小柄ながら、驚異の体幹トレーニングを施していることもあり、体幹力は日本随一で、怪我をしにくく、抜群のフィジカル力も一つの武器となっています。
私生活では、女優でタレントの平愛梨と、2016年に結婚。「アモーレ」は当時の流行語にもなりました。2017年には、第一子も誕生しています。
長友佑都の凄さ①:試合終了まで落ちないスピード力
サイドバックの選手は、相手DFを置き去りにするようなスピード力は必要不可欠のもの。長友佑都ももちろんスピード力は長けていますが、彼の凄いところはそこではなく、その縦横無尽に試合終了まで走り回るタフレスさ。そのため、相手選手の体力が落ち始めてくる後半の後半あたりは、長友タイムになる注目したい時間帯です。無尽蔵のスタミナと最後まで諦めない根性が備わっているのでしょう。
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長友佑都の凄さ➁:絶妙なラストパスとなるセンタリング
長友の得意技といえば、やはり決定的なラストパスとなる絶妙すぎる高速クロスのセンタリング。待ち構えるフォワードの選手は、上手く頭に当てるだけでゴールが入るような正確無比なセンタリングは大きな武器になることでしょう。上記の特色とかぶってきますが、この高速センタリングを、体力的には苦しくなってくる時間帯でも常に供給できる点は圧巻です。
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長友佑都の凄さ③:持ち前の明るさでコミュニケーション力抜群
体感の強さや正確無比なセンタリングなど技術的な事でも、日本トップクラスであることは間違いない長友佑都ですが、それ以上にすぐにチームに溶け込むことができるコミュニケーション能力は誇るべき才能です。インテル時代は、あのオランダのスナイデルを始め、すぐに世界的プレイヤーと家まで遊びに行くほどの仲になり、現在もトルコのガラタサライでも早くも選手の中心の輪になるなど、抜群のコミュニケーション能力を有しています。
ハリルホジッチ監督とは、選手とのコミュニケーション不足で空中分解状態になったしまった日本代表。そんな今だからこそ長友のコミュニケーション能力は絶対に必要とされています。
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日本代表に長友佑都のライバルはいるか!?
ザッケローニJAPAN時代から日本代表不動の左サイドバックを務めている長友佑都。2018ロシアワールドカップでは、長友のライバルとなる選手はいるのでしょうか?
右サイドを担当する酒井宏樹が左もできるため最有力ですが、基本主戦場は右なのでライバルとはならないでしょう。そうなると、もう一人のサカイ、酒井高徳がライバルとなりますが、安定度、守備力などを考えても、まだまだ長友に分があり、存在を脅かす存在には至っていません。特に、酒井高徳は、右の酒井宏樹のリザーブの意味合いが強いでしょう。
そうなると、ライバルとなりえる存在は、Jリーグ勢の福森晃斗(札幌)や車屋紳太郎(川崎)らが名前が挙がりますが、誰でも経験不足は否めず、実力上でも長友を超えるような部分はあまり見当たりません。つまり、良くも悪くも今の段階では長友のライバルは見当たりません。左サイドバックだけではないですが、新たな選手がアピールできてくるようにならないと、日本代表の発展には望めないでしょう。
日本代表の日程
グループHに入った日本代表。グループリーグの日程は以下の通りです。
()は日本時間、/はテレビ中継予定
6月19日15:00(19日21:00)日本代表vsコロンビア代表(サランスク/モルドヴィアアリーナ)/NHK
6月24日20:00(25日0:00)日本代表vsセビリア代表(エカテリンブルク/エカテリンブルクアリーナ)/日本テレビ、NHKBS
6月28日17:00(28日23:00)日本代表vsポーランド代表(ヴォルゴグラード/ヴォルゴグラードアリーナ〉/フジテレビ、NHKBS
非常な現実ですが、今のままではハメスロドリゲス率いる初戦コロンビア代表戦を始め、3戦とも日本代表が勝てる要素は見当たらない状況です。
3戦とも勝つどころか引き分けも厳しい状況、ピンチの日本代表には国際経験豊かな長友の活躍は絶対必要となるでしょう。
ワールドカップ直前にはガーナ戦があります。その時に、どのようなスタイルで日本代表が望めているかが大きなポイントとなるでしょう。
日本代表優勝まで道のり
グループリーグも3戦全敗濃厚なんて言われている日本代表。現状は確かに厳しいかもしれませんが、初めから2位を目指しているチームは10位にもなれません。1位を目指すチームのみが勝ち進む権利がある!と意気込みつつ、日本代表の決勝までの道のりをみていきましょう。
日程は以下の通りです。
※グループH1位通過の場合
7月3日21:00(4日3:00)グループH1位vsグループG2位(モスクワ/スパルタクスタジアム)/NHK
※グループH2位通過の場合
7月2日21:00(3日3:00)グループH2位vsグループG1位(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK
※※グループH2位通過の場合
準々決勝(予定)7月6日21:00(7日3:00)(カザン/カザンアリーナ)/TBS、NHKBS
準決勝(予定)7月10日21:00(11日3:00)(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/NHK
決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK
まとめ
日本代表の左のダイナモ、長友佑都についてまとめてみました。いかがでしたでしょうか?縦へのスピードだけで勝負していたハリルホジッチJAPANでは、そこまで目立たなかった長友ですが、タメを作るサッカーに日本代表が戻れば、長友の無尽蔵のスピード、タフさは活きてきます。ロシアの地で、是非とも屈強DF相手に絶妙なセンタリングを上げる長友の姿が観たいですね。
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