崖っぷち!まさにその言葉が今の日本代表に合っているのではないでしょうか?

そしてチーム同様、この男も崖っぷちから這い上がってきた男と言ってよいでしょう。その男とは不屈のフォワード岡崎慎司

そのままハリルホジッチ体制ではメンバー入りも絶望とまで言われていた岡崎慎司ですが、西野体制になり風向きが変わっています。これまでも決して上手い選手でも注目を浴びていた選手でもなかった岡崎慎司。いつも崖っぷちで勝負を挑んできた男が、崖っぷちの瀕死状態の日本代表を救えるのか!?

ここでは岡崎慎司について掘り下げていきましょう。

引用:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=23808

岡崎慎司   プロフィール

引用:http://number.bunshun.jp/articles/-/826894

氏名:岡崎慎司

年齢:1986年4月16日(32歳)

所属チーム遍歴:清水ーシュトゥットガルト(ドイツ)-マインツ(ドイツ)-レスターシティ(イングランド)

身長・体重:174cm・76kg

出身地:兵庫県宝塚市

現年俸:約3億8000万円

多くの日本代表選手が、若い頃から日の丸を背負っているいわゆるエリート選手ですが、岡崎慎司の場合はちょっと違います。滝川第二高校でもレギュラーを張ってはいるものの、全国的にそこまで注目を浴びる選手ではありませんでした。清水エスパルスに入団後も、最初は第5、第6番目のフォワード。なかなか出番もなく、認められるその日は遠く感じたはずです。しかし、そこからが岡崎の真骨頂と言えます。人一倍努力をし、最後まで練習を欠かさず、一歩ずつ一歩ずつ進化をし続け、イングランドプレミアリーグで優勝を飾るチームに入るまでステップアップしているのです。

岡崎慎司のポイント①:代表通算50ゴールの実績

あの釜本邦茂(75ゴール)、三浦知良(55ゴール)に次ぐ代表通算50ゴールを記録している岡崎慎司。連携力が増しているチームでは得点を量産しているようなフォワードでも、寄せ集めとなる代表では得点が取れない選手は世界中にいます。ここまで50ゴールと確かに実績を残している岡崎の経験はワールドカップのような大舞台では必ず生きてくるでしょう。数値は嘘を付きません、実績が岡崎の凄さを証明しています。

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岡崎慎司のポイントのポイント➁:周囲がやりやすい環境作り

優勝した年のレスターの時でさえ、岡崎は多くの試合でレギュラーで出場したにもかかわらず、そこまで多くの得点は記録していません。しかし。バーディーら多くの選手が岡崎を相棒にしたいと熱望するのです。それは、時には自分を犠牲にしてでも、献身的に相手をかく乱するような(斜めなどに)走り、ディフェンダーを引き込み、スペースを作るなど周囲の味方選手がプレーしやすい環境づくりが抜群なのです。

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岡崎慎司のポイントのポイント③:雑草魂

岡崎は決して足の速い選手ではありません。かといって生まれ持った抜群のサッカーセンスを持ち合わしているわけでもありません。いわゆる雑草魂で、底辺から這い上がってきている気合があるのです。決して綺麗なビューティフルゴールでなくとも、どこに当てようか意地でもゴールするという気持ちで戦える選手なので、とかくプレースタイルにばかり固執しがちで自滅しやすい日本代表には必要な存在でしょう。

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岡崎は今の日本代表に必要か?

引用:http://shinji-oka-zaki.blog.so-net.ne.jp/index/3

岡崎慎司ももう31歳。ベテランと呼ぶにふさわしい年齢になっています。サッカーの世界では、常に世代交代は必要なもの。それでも今の日本代表に岡崎慎司は必要なのでしょうか?

岡崎のプレースタイルを見て、古くからも日本代表ファンは、あのゴンこと中山雅史を彷彿としている人も多いのではないでしょうか?決してサッカーセンスはずば抜けていませんが、魂を鼓舞させて気持ちで戦っていく選手です。

どうしても今の日本代表は、綺麗に崩して決めるなど形にこだわりすぎているところがあります。ある程度ボールが回せるアジア圏では通用しますが、世界の猛者たちにはそうもいきません。時にはカッコ悪くても、ラッキーと言われても、とにかく点が取りたいのだ!という前に向かう気持ちが勝利の分かれ目になる世界なのです。

その意味で、戦う魂、気持ちを持っている岡崎慎司もプレースタイルは、まだまだ今の日本代表に無くてはならない存在だと思うのです。

日本代表の日程

グループHに入った日本代表。グループリーグの日程は以下の通りです。多くの専門家が3戦全敗を予想するなか、日本代表は勝利を収めることができるのでしょうか?

()は日本時間、/はテレビ中継予定

6月19日15:00(19日21:00)日本代表vsコロンビア代表(サランスク/モルドヴィアアリーナ)/NHK

6月24日20:00(25日0:00)日本代表vsセビリア代表(エカテリンブルク/エカテリンブルクアリーナ)/日本テレビ、NHKBS

6月28日17:00(28日23:00)日本代表vsポーランド代表(ヴォルゴグラード/ヴォルゴグラードアリーナ〉/フジテレビ、NHKBS

非常な現実ですが、どのチームも完全に格上。もし勝てばジャイアントキリングと世界が驚くような状況。3戦とも日本代表が勝てる要素は見当たらない状況です。

今更感は拭えませんが、柴崎をもっと早くからスタメンに起用して、周囲を活かす、周囲から活かされる連携力を強化できていれば…なんてことにならないよう、残りわずかですか練習等で周囲との連携を深めていって欲しいです。

ワールドカップ直前にはガーナ戦があります。その時に、どのようなスタイルで日本代表が望めているかが大きなポイントとなるでしょう。

日本代表優勝まで道のり

グループリーグも3戦全敗濃厚なんて言われている日本代表。現状は確かに厳しいかもしれませんが、初めから2位を目指しているチームは10位にもなれません。1位を目指すチームのみが勝ち進む権利がある!と意気込みつつ、日本代表の決勝までの道のりをみていきましょう。日程は以下の通りです。

※グループH1位通過の場合

7月3日21:00(4日3:00)グループH1位vsグループG2位(モスクワ/スパルタクスタジアム)/NHK

※グループH2位通過の場合

7月2日21:00(3日3:00)グループH2位vsグループG1位(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK

※グループH2位通過の場合

準々決勝(予定)7月6日21:00(7日3:00)(カザン/カザンアリーナ)/TBS、NHKBS

準決勝(予定)7月10日21:00(11日3:00)(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/NHK

決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK

まとめ

魂のストライカー岡崎慎司!ポジションこと違いますが、岡崎のプレースタイルを見ていると、キャプテン翼の石崎君を思い出してしまうのです。あの気合が入った石崎君の顔面ブロックのように、泥臭くとも意地でもゴールに入れると言う魂も注入を是非日本代表に叩き込んで欲しいです。

今年で31歳となる岡崎慎司。ピーク状態でワールドカップを迎えるのは2018ロシアが最後になるでしょう。目標はキング超えの代表通算ゴール55ゴールオーバーだ!