サッカーのユニフォームの歴史は、そのままそのチームの歴史を物語っています。当時のユニフォームを見ただけで、激闘のシーンがフラッシュバックする人も多いのではないでしょうか?
いよいよ2018ロシアワールドカップが近づいてきました!より日本代表への応援も込めて、ここでは、日本代表のユニフォームの歴史を振り返っていきましょう。
Contents
- 1 日本代表ユニフォームの歴史
- 1.1 1982年~
- 1.2 1983年~
- 1.3 1984年~
- 1.4 1985年~
- 1.5 1985年~
- 1.6 1986年~
- 1.7 1987年~
- 1.8 1987年~
- 1.9 1988年~
- 1.10 1992年~
- 1.11 1992年~(ドーハモデル)
- 1.12 1996年~
- 1.13 1999年~
- 1.14 2001年~
- 1.15 2002年~(日韓ワールドカップモデル)
- 1.16 2004年~
- 1.17 2006年~(刀文モデル)
- 1.18 2008年~
- 1.19 2010年~(なでしこ優勝モデル)
- 1.20 2012年~
- 1.21 2014年~(円陣モデル)
- 1.22 2016年~
- 1.23 2017年~
- 1.24 2018年~(勝色モデル)
- 2 まとめ
日本代表ユニフォームの歴史
1982年~
引用:http://football-uniform.seesaa.net/article/409156135.html
メーカー:adidas
デザイン:一見でアディダスだと分かる三本線ラインが肩にデザインされているオーソドックスなユニフォームです。2ndは同デザインの白。
主な選手:風間八宏、原博美、岡田武史、木村和司、柱谷幸一など
1983年~
引用:https://middle-edge.jp/articles/9EeRh
メーカー:PUMA
デザイン:日本代表ユニフォームでは珍しいPUMA製。日の丸を縁取った赤いラインとストライプ柄が特徴。
主な選手:風間八宏、尾崎加寿夫、原博美(※写真)、木村和司、柱谷幸一、加藤久など
1984年~
引用:http://www.hdrank.com/val/nationalteam/1984%E5%B9%B4%EF%BD%9E1985%E5%B9%B4/
メーカー:ASICS
デザイン:肩部分に施されたボーダーがなんとも大胆。メキシコワールドカップ予選中に着用、短い期間でしたが、人気アニメ「キャプテン翼」(ワールドユース編)で着用されたことで今も人気モデルです。
主な選手:風間八宏、尾崎加寿夫、原博美、木村和司、柱谷幸一、加藤久など
引用:https://ore-movie.jp/wp-content/uploads/2018/03/unnamed-file-24.jpg
1985年~
引用:http://football-uniform.seesaa.net/pages/user/m/article?article_id=409156135&page=2
メーカー:ASICS
デザイン:メインユニフォームが白だった珍しいモデルです。ブルーのストライプが薄く施されていて、おしゃれですね。当時のユニフォームは日の丸のデザインがオーソドックスで好きです。
主な選手:勝矢寿延、松木安太郎、加藤久(※写真)、水沼貴史、戸塚哲也など
1985年~
引用:http://shop.football-max.com/shopdetail/196001000056/
メーカー:adidas
デザイン:襟部分が、青・白・赤のトリコロールデザインになっており、一見するとフランス?と思えるようなユニフォームです。上記同様、メキシコワールドカップ予選時に着用モデル。
主な選手:勝矢寿延、都並敏史、与那城ジョージ、水沼貴史、戸塚哲也など
1986年~
引用:http://buyee.jp/item/yahoo/auction/f252886469
メーカー:adidas
デザイン:他のユニフォームより、Vネックが目立つモデルです。現状のユニフォームほど、ユニフォームユニフォームしているデザインではないからかオークションでも人気のモデルです。アジア大会着用モデル。
主な選手:木村和司、都並敏史、堀池巧、水沼貴史、奥寺康彦など
1987年~
引用:http://football-uniform.seesaa.net/article/409156135.html
メーカー:Asics
デザイン:1984年モデルと似ている方のボーダーデザインが大胆なモデルです。ソウル五輪最終予選の中国との2戦のみ着用。そろそろ奥寺康彦や木村和司など日本でもプロ化する選手が出てきたころです。
主な選手:木村和司、奥寺康彦、堀池巧、水沼貴史、武田修宏など
1987年~
引用:http://football-uniform.seesaa.net/pages/user/m/article?article_id=409156135
メーカー:Asics
デザイン:ソウルオリンピック予選着用モデル。一見ユニフォームには見えないほど普段着でも着ていそうなシンプルなデザイン。
主な選手:加藤久(※写真)、木村和司、奥寺康彦、堀池巧、水沼貴史など
1988年~
引用:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1178140251
メーカー:adidas
デザイン:メインユニフォームが赤という珍しいデザイン。胸元のロゴは、日の丸から日本サッカー協会の八咫烏に変更など色んな意味で異質なモデルです。
主な選手:井原正巳、堀池巧、吉田光範、柱谷幸一、名取篤など
1992年~
引用:https://potaru.com/p/100000012054
メーカー:adidas
デザイン:THE adidasと言った感じの派手に三本線が肩にアレンジされているモデルです。このころからラモス瑠偉が帰化し、日本代表に選出されています。
主な選手:ラモス瑠偉、松永成立、福田正博、北沢豪、三浦知良など
1992年~(ドーハモデル)
引用:http://mainichi.jp/graphs/20170629/hpj/00m/050/001000g/2
メーカー:adidas
デザイン:ドーハの悲劇時の着用モデルなので、ドーハモデルと言われている思い出深い日本代表ユニフォームです。縁起は悪いですが、他には見られない幾何学的な流線のデザインで、いまだに高い人気を誇っています。
主な選手:ラモス瑠偉、松永成立、福田正博、北沢豪、三浦知良、中山雅史、吉田正範など
1996年~
引用:https://mainichi.jp/graphs/20170831/hpj/00m/050/001000g/6
メーカー:adidas
デザイン:記念すべき日本代表が初めてワールドカップ本大会進出を決めたジョホールバルの歓喜の際のモデル。肩部分に燃える炎をあしらっており、執念で勝ち切る魂が宿っているモデルです。
主な選手:三浦知良、城彰二、岡野雅之(※写真)、高木琢也、北沢豪など
1999年~
引用:http://soccer.o.oo7.jp/nanami.html
メーカー:adidas
デザイン:adidas社と複数年契約を結び、引っ張られにくい機能面も大幅に進化。現在のユニフォームに機能面ではかなり近づいてきました。疾風する「風」をモチーフとしたデザイン。アジアカップ優勝、ワールドユース準優勝など世界でも戦えるようになってきます。
主な選手:川口能活、中田英寿、名波浩(※写真)、福西崇史、藤田俊哉など
2001年~
引用:http://football-uniform.seesaa.net/article/109682138.html
メーカー:adidas
デザイン:自国開催のワールドカップを目前に控えた2001年着用モデル。ユニフォームテーマは「Future Progress」。コンフェデレーションズカップで準優勝するなど、ワールドカップでの躍進に夢を見ていたころです。
主な選手:川口能活、中田英寿、稲本潤一、小野伸二、三浦淳宏など
2002年~(日韓ワールドカップモデル)
メーカー:adidas
デザイン:記念すべき日韓ワールドカップ時着用モデル。日本の象徴である「富士山」をイメージしており(※首から袖口にかけての赤いパイピングは湖面に映る逆さ富士)、シンプルなデザインは日本人のわびさびをインスピレーションしていると言われています。
主な選手:稲本潤一(※写真)、小野伸二、鈴木隆行、中田英寿、松田直樹など
2004年~
引用:http://football-uniform.seesaa.net/article/218032413.html
メーカー:adidas
デザイン:うっすらグラデーションが施されているジーコJAPANになってからのモデルです。より濃いブルーになり、濃紺には「経験」と「挑戦」を象徴していると言われています。
主な選手:中田英寿、中村俊輔、小笠原満男、小野伸二、高原直泰など
2006年~(刀文モデル)
引用:http://number.bunshun.jp/articles/-/28069
メーカー:adidas
デザイン:2006ドイツワールドカップ着用モデル。当時決まった日本代表のキャッチフレーズ「SAMURAI BLUE」にちなみ、 日本の伝統と技術の象徴である「日本刀」をイメージ。日本刀のように鋭く斬る「刀文モデル」。
主な選手:中田英寿、中澤佑二、宮本恒靖、三都主アレサンドロ、小野伸二など
2008年~
引用:http://football-uniform.seesaa.net/article/19414988.html
メーカー:adidas
デザイン:オシム監督の急遽辞任となり、岡田JAPAN登場とともに生まれたモデル。テーマは「日本魂」。今までよりブルーがやや薄くなり、ゴールドのラインは日本の飛躍を表現しています。
主な選手:柳沢敦、遠藤保仁、鈴木啓太、中澤佑二、内田篤人など
2010年~(なでしこ優勝モデル)
引用:https://toramomo.exblog.jp/15960457/
メーカー:adidas
デザイン:2011年なでしこJAPANがワールドカップ初制覇を果たした時に着用していたモデル。「革命に導く羽」というテーマに、八咫烏の羽を散りばめ、胸元と奥襟部に大胆なピンク(男子はピン赤)をあしらっています。
主な選手:今野泰幸、長谷部誠、川島永嗣、岡崎慎司、遠藤保仁など
2012年~
引用:https://www.sports-ws.com/item/F121AD0076.html
メーカー:adidas
デザイン:チームの結束を表現する「結束の1本線」が大胆にセンターにあしらわれたモデル。発表当初は、あまりにも今までの常識を覆る大胆デザインに批判が集中しましたが、徐々に見慣れてきましたね。
主な選手:本田圭佑、前田遼一、川島永嗣、長谷部誠、川島永嗣など
2014年~(円陣モデル)
引用:http://hinchada-tokyo-12.blog.so-net.ne.jp/2013-11-11
メーカー:adidas
デザイン:選手とサポーターがひとつとなり闘うために、円陣を組むと肩部分にある赤ラインによって結束の円ができる通称「円陣モデル」。リアル感満載のadidasのCMも話題になりました。
主な選手:香川真司(※写真)、内田篤人(※写真)、本田圭佑、吉田麻也、長谷部誠など
[youtube id=”1LYYFFANd6U”]
2016年~
引用:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?179357-179357-fl
メーカー:adidas
デザイン:ハリルJAPANとなり、徐々に世代交代も起き始めた頃のもでるです。おしゃれなグラデーションが施されており、胸元の赤線は、12人目のプレイヤー(サポーター)を表現。ダイヤモンドの輝きから発想を得た、個性的な青の総柄グラフィックを配したデザインで人気の白(アウェイ)も話題に。
主な選手:長友佑都、西川周作、柏木陽介、清武弘嗣、酒井宏樹など
引用:http://kashiwaan.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-7bea.html
2017年~
メーカー:adidas
デザイン:久しぶりに肩部分に炎をあしらった燃えるモデル!見えにくいですが、ボーダーが入っており、11本別カラーのブルーで作られています。これは、11人選手の個性を表現。
主な選手:原口元気(※写真)、乾貴士(※写真)、井手口陽介、吉田麻也、槙野智章など
2018年~(勝色モデル)
メーカー:adidas
デザイン:2018ロシアワールドカップに臨むユニフォーム。勝利への魂で染め上げた「勝色」を起用しており、襟部分には、日の丸の赤を表現する「ビクトリーレッド」を配しています。
主な選手:久保裕也、原口元気、川島永嗣、長友佑都、山口蛍、大迫勇也など
まとめ
サッカーW杯日本代表のユニフォーム紹介!その歴史も紹介!しました。いかがでしたでしょうか?
やはりユニフォームの歴史を見るだけで日本代表の歴史を垣間見ることができますよね。
adidasと長期契約する前は1年で何度もユニフォームが変わる時もあり、当時の熱烈サポーターはユニフォームレプリカ代が大変だったと想像してしまいます。
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