2018年3月に行われた2018ロシアワールドカップの調整試合である「キリンチャレンジカップ」、マリ戦、ウクライナ戦ともにワールドカップ本戦不出場国にもかかわらず日本代表は大苦戦。2戦0勝1分け1敗で終わり、本戦まであと2戦にしてハリルホジッチ監督更迭論が沸き起こる(4/9日現在)など厳しい状況にあります。
果たして、4年に1度しか開催されないサッカーの祭典「2018ロシアワールドカップ」で日本代表の躍進を見ることはできるのでしょうか?下馬評では、多くの専門家は3戦全敗を予想するなか、浮上するきっかけになるのが、絶対的エースの復活ではないでしょうか?
そう今イチ調子に乗れていないと言われている日本代表の絶対的エース本田圭佑の存在です。果たして、6月のロシアの地を本田圭佑は踏むことができるのでしょうか?本田圭佑の凄いところを含め、本田圭佑についてまとめていきましょう。
引用:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=26863
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本田圭佑 プロフィール
引用:https://web.gekisaka.jp/news/detail/?197715-197715-fl
氏名:本田圭佑
年齢:1986年6月13日(31歳)
所属チーム遍歴:名古屋ーVVVフェンロ(オランダ)-CSKAモスクワ(ロシア)-ACミラン(イタリア)-パチューカ(メキシコ)(現在)
身長・体重:182cm・74㎏
出身地:大阪府摂津市
現年俸:4億5000万円
名古屋グランパスで経験を積んだのち、初めの海外挑戦であるオランダのVVVフェンロでは、MVPとなる活躍で、クラブを2部から1部に押し上げるなどヒーローとなり、日本人=スポンサー獲得のためという概念を打ち崩し、真の助っ人として大活躍しました。
その後も、ACミランでエース背番号10を背負う等、香川真司と並び、世界で最も有名な日本人プレイヤーの一人でしょう。
マスコミへのインタビューでは寡黙なイメージですが、チームメイトによると大阪出身らしくチーム内ではおしゃべりで愉快な面もあるとか。浦和の槙野智章とは仲良しで良き理解者。
本田圭佑の凄さ①:メンタルの強さ
シュート力、ドリブル突破力、パスセンスともに一流であることは間違いない本田圭佑ですが、世界で見ると超一流では残念ながらありません。それだけではJリーグでもいるくらいの並みの選手といえます。
ただ、本田圭佑の凄さは、絶対に負けないというメンタルの強さ。世界のビッククラブであるACミランに入団した時もエースナンバーである10番を自ら望むのは、プレッシャーがかかることは目に見えており、並みのメンタルではなしえません。
このメンタルの強さはチーム(日本代表)を良い方向に向けてくれるもので、本田に預ければ何かをしてくれる、フリーキックで何かをしてくれそうだという期待値を高めてくれる選手なのです。
スキルの高さでは世界のトッププレイヤーと大差ないと言われ、世界じゅうで活躍できるようになった日本人選手ですが、このメンタルの強さがないと指摘する専門家も多く、本田のメンタル強さはやはり今の代表に必要不可欠で、苦しくなったときこそ力を発揮できる要素です。
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本田圭佑の凄さ➁:ボールキープ力
本田圭佑の弱点はスピードのなさと言われています。そのため、縦へのスピードを重視するスタイルのハリルホジッチJAPANではなかなか結果を出せていないのですが、そのスピードを補うボールキープ力が本田圭佑はとても優れています。
ボールキープ力、いわゆる「タメ」の力です。今のハリルJAPANだと縦への早い攻撃一辺倒で、相手DFが読みやすくなってしまっていますが、本田がワンテンポ攻撃を遅らせる、逆サイドに流すなど緩急を使い、相手DFのリズムを崩すことができます。
身長も182cmと決して低くなく、日本代表では高いほうです。この体格を活かしたフィジカルの強さもメリットで、なかなか本田が当たり負けすることを見ないほどです。
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本田圭佑の凄さ③:有言実行力
小学校の卒業アルバムでは既に、本田圭佑は「セリアAで10番つける」そのために「世界一練習する」と宣言しています。自分の卒業アルバムと比べてみれば分かりますが、ここまで具体的な夢(目標)を小学生の時から掲げている人いるでしょうか?
しかも、それを夢で終わらず実行していく有言実行力がすごいのです。卒業アルバムにある、ブラジル代表と決勝戦を戦い2-1で勝利し、日本代表を優勝に導くことができるのでしょうか?
この卒業アルバムですごいところは、有言実行力とともに、「今は下手だけど」と現状をしっかり把握してプランを練っているところですね。
引用:https://matome.naver.jp/odai/2137049447703768301
本田圭佑はロシア行の切符を手に入れられるのか!?
引用:https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20170316/563389.html
果たして本田圭佑は、2018ロシアワールドカップの最終メンバー23名に名を連ね、ロシア行の切符を手にすることができるのでしょうか?
どのスポーツでも日本代表選手の選考方法が大きな話題になりますが、サッカー日本代表の選考基準も言ってしまえば監督の好み。1998フランスワールドカップ直前で、エース三浦知良が落選したのは有名ですが、毎回波乱、サプライズが起こるものです。
そのため、ハリルホジッチ監督に聞いてみないと分からないというのが実際のところですが、現状を見て、今の日本代表に必要不可欠な選手だと思います。
もちろん上記の凄いところにも明記した「メンタルの強さ」もありますが、それ以上に今の日本代表に足りない試合をコントロールする戦術眼、ボールキープ力があるからです。
今は右ウイングで使われている本田圭佑ですが、前述通りスピード力は物足りないので、親善試合でも酒井高徳との連携もイマイチで結果が残せませんでした。しかし、所属するパチューカでは、2ゴールを決めるなど調子を上げており、ハリルホジッチ監督の賢明な選択が待たれます。
正直、今の左ウイングではなく、守備力のある選手と組んでボランチに本田を据えるというのも面白く、本田の特性を生かせるのですが、何せもう試合数がなく経験が積めないのが悔やまれます。
日本代表の日程
グループHに入った日本代表。グループリーグの日程は以下の通りです。
()は日本時間、/はテレビ中継予定
6月19日15:00(19日21:00)日本代表vsコロンビア代表(サランスク/モルドヴィアアリーナ)/NHK
6月24日20:00(25日0:00)日本代表vsセビリア代表(エカテリンブルク/エカテリンブルクアリーナ)/日本テレビ、NHKBS
6月28日17:00(28日23:00)日本代表vsポーランド代表(ヴォルゴグラード/ヴォルゴグラードアリーナ〉/フジテレビ、NHKBS
日本国民としては見たくない現実ですが、今のままではハメスロドリゲス率いる初戦コロンビア代表戦を始め、3戦とも日本代表が勝てる要素は見当たらない状況です。
では、私たち日本国民はもう諦めて純粋にワールドカップを楽しむしかないのでしょうか?そんなことはありません。今の同じように直前での状態が最悪だった2010南アフリカワールドカップ時には、長谷部誠にキャプテンを変更、フォーメーションも守備力強化に阿部勇樹をアンカーに置くスタイルに変更。見事決勝トーナメントに進出した実績があります。
ワールドカップ直前にはガーナ戦があります。その時に、どのようなスタイルで日本代表が望めているかが大きなポイントとなるでしょう。
日本代表優勝まで道のり
グループリーグも3戦全敗濃厚なんて言われている日本代表、優勝なんて笑わせないでください!と言われそうですが、どこかの仕分けではありませんが、初めから2位を目指しているチームは10位にもなれないのです。1位を目指すチームのみが勝ち進む権利があるというもの!夢物語と見ないで、日本代表の決勝までの道のりをみていきましょう。
日程は以下の通りです。
※グループH1位通過の場合
7月3日21:00(4日3:00)グループH1位vsグループG2位(モスクワ/スパルタクスタジアム)/NHK
※グループH2位通過の場合
7月2日21:00(3日3:00)グループH2位vsグループG1位(ロストフ・ナ・ドヌ/ロストフアリーナ)/NHK
※※グループH2位通過の場合
準々決勝(予定)7月6日21:00(7日3:00)(カザン/カザンアリーナ)/TBS、NHKBS
準決勝(予定)7月10日21:00(11日3:00)(サンクト・ペテルスブルク/サンクトペテルブルクスタジアム)/NHK
決勝7月15日18:00(16日0:00)(モスクワ/ルジニキスタジアム)/NHK
まとめ
日本の真のエース本田圭佑についてまとめてみました。いかがでしたでしょうか?やや代表では自信を失っているのか本来の自信に満ちあれたプレーが影を潜めている印象があります。しかし、窮地に立たされた日本代表に彼の復活は必要不可欠!
今年で31歳、卒業アルバムの「夢」を実現させるのはラストチャンスだ!!
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